こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦<1> ブランド人になれ!

シンプルにする

私がなぜ、パッケージと言うかといえば、パッケージングとは個性の表現にほかならないからだ。フォードも、フィデリティも、ハーバード大学も、ブラウンも、マクドナルドも、みんなそうしている。だから、あなたも……。  かりに、会社を今日クビになって、明日から、職探しか独立の準備を始めなければならなくなったとしよう。さて、あなたは自分をどう売り込むのか。

パッケージとはシンプルにすること。つまり、わかりやすくコアの自分の見せたい部分だけ創り出すこと。パッケージを作ろうとすれば自分の特徴も見てくるはず。自分の強みもわかるし、ああその仕事はあの人が詳しいよみたいにもなりやすい。

仕事が舞い込みやすくなる。でも一人で自分のパッケージ作るのは難しいよな。

 

企業の能力

ウィリアム・ブリッジズは『自分という名の企業を創れ』の中で、八つの帽子をそろえる必要があると説いている。その八つとは、 ○ マーケティング帽 ○ 商品開発帽 ○ 業務管理帽 ○ 顧客サービス帽 ○ 販売帽 ○ 情報管理帽 ○ 時間管理帽 ○ 計画帽

まず、なんで帽子に例えているのかわからない。どんな比喩だよ。

能力としてフリーランスのむずかしさを物語っている。逆に言うと会社という組織体がなぜ必要とされているのかわかる。凡人にはまだ会社が必要だ。

 

有限実行

だれにだって、多少とも変えられるものがある。まず、自分の手が届くところから始めよ。 ○ 許可を求めるのは、「だめだ」と言ってくれと頼むのと同じ。 ○ 待っていれば、事態は悪くなるばかり。戦いを起こせ。 ○ モデルやコンセプトを持て。「自分の考え」をいつでも言えるようにしておけ。 ○ 政治は人生そのもの。すべての人が満足する改革はない。 ○ 改革とはお題目ではない。人びとを安全地帯から引っ張り出すことだ。  これまでは、夢見ることを話してきた。これから話すことは、たっぷりと汗をかかなくちゃいけないことだ。すなわち、実行である。

 許可を求めるはだめだと言ってくれと頼むのと同じってこと。しびれる。

実行と思考のバランスを取ることを意識する。夢を語れない人はつまらんし、夢ばっか語っている人もあほくさいし。P/PCが大事。成果と成果を生み出す能力両方大事。

金の卵を産むガチョウの話。腹を裂く人になっても駄目だし、餌を上げ過ぎるのも駄目。

何のためか考えよう。

戦略

「何をやるのかを決めるのは簡単。何をやらないのかを決めるのが難しい」 ──マイケル・デル  照準が二つあってはならない。  鬼神のごとき一点集中。  ブランドを目指すとき、なによりも避けなければならないのが精力の分散

やらない事を決めることが戦略。何回いわせるんだって話。でもそれだけ大事。難しいけどその分だけ人の個性がでるんだろうか。 

 

変わらない企業は死んでいる

繰り返して言うが、個人がブランドだということは、その人が「会社」だということだ。会社なら当然、いろいろな取引先や顧客がいるはずだ。会社の名刺ホルダーは、あなたがその気になれば、あなたの人生を変える。会社(すなわちあなた)は、有機体であり、生態系である。成長もすれば、飢えもする。

新陳代謝。やせるも太るのも生きてる証だよ。

変わらないことは死んでいること。生きることは変わること。毎日同じことばっかやってあなた生きてるの? 

 

常に辞表を持つ

独立した気概をもつよう、リスクを恐れないよう、ステージに立つよう、ブランドを目指すよう、部下を指導しているだろうか

 行司を見習え。常に脇差持っていつでも切腹できるようにしてんだぞ。やめる覚悟で働いてれば少なくとも首になる確率は会社にしがみつく人より会社に残れる可能性は低くなるね。逆説的だけど。

 

変化

リニューアル、つねに忘れてはいけない仕事、リニューアル!  3MでもP&Gでも、発展している会社はみんな、研究開発を怠らない。あなた=会社であり、あなた=ブランドだ。あなたはいま、自分なりに最高と思う会社を目指している。だから、3MやP&Gのように、研究開発を考えてみよ 

 上述にもあったけど変わらないってことは死んでるってこと。変わるため生きるための投資を怠らない。インプットアウトプット常に考えなければならない。

 

 このことばよい

人は人生の大半を、厚い壁の前で過ごす。どう体当たりしてもびくともしない壁の前で、死にたくなることもあるかもしれない。しかし人は、その厚い壁の前で、ほんとうの力をつけていくのである。  人は誰しも、かならず厚い壁にぶちあたるのだから、あがくよりも楽しんだほうがいいと、レナードは言う

誰しもが壁にぶち当たるってことを自分の中で持っておきたい。自分はなんでこんなだめなんだろうってならないように。 

 

雇用後の社会

ポスト雇用世界では、雇用を忘れ、社会が必要としている仕事を探さなければならない。……あなたの市場は「雇用市場」ではない。あなたのまわりには、ニーズを満たされていない人たちがいる。その人たちが、あなたの市場だ。「雇用」を見つけるのではなく、「機会」を見つけるのだ

 総フリーランス時代に備えよ。生存戦略。生きるために何をやらないか。勇気を持って決める。リスクを取らないで抜きんでることはできない。

 

 これも良いコトバ

「人はだれしも、何かを売って生きている」(ロバート・ルイス・スチーブンソン)

 いま自分は何を売れるのか。売ってしまっているのか。買っているのか。買えるのか。

自分は今特になにをトレードオフにしているのか意識していないと、老害になってしまうね。

 

 終わり

 

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦<1> ブランド人になれ!

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦<1> ブランド人になれ!