こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

「はじめての編集(アルテスパブリッシング)」のメモ

 これもかなりおすすめの本 。

昨今インターネットで編集力の話がよく出てくるけども編集とは何かあっていうことについてかなりわかりやすく説明してくれている本。

おすすめの本です。

 

 

 編集の歴史

印刷機が誕生するまでは、編集物は常に一点ものでした。その一点ものを人類はいろんな形で一生懸命編集してきました。言葉とデザインとイメージを駆使して、ある統合された世界観を表現してきたわけです。それが僕の考える編集の基礎ということです。 

 

編集とは何かということを考えることができる。 編集の歴史を考えることでね。

そしてこの編集の歴史を考えることが編集の基礎を作り上げているということだと思う。

 

まあつまりどんなに過去にさかのぼっても言葉とデザインとイメージの組み合わせによって編集という作業ができるということを言ってる。

 

三つの重要性を感じる上で 歴史を考えるということは重要だったと思う 。

 


報道は客観。編集は主観。

報道の基本は「真実の伝達」であり、求められるのは客観性です。いっぽう偏集は、僕が思うに「情報による触発」であり、こちらに求められるのは主観性です。

 

最近の不倫報道とかは報道なのかっていう風に思うけれども。

まあそんなことは関係なくて、この編集っていうので求められてるのは主観っていうところにかなり興味を惹かれた。

 

なぜなら主観ということはその個人のものの見方が求められているからである。

つまりコンテンツファースト。

どういった人がコンテンツを作り上げているのかストーリーが重要になってくる時代において編集という行為は自分を表す上で重要な作業になってくる。

 

編集者は監督

編集者は上手く写真も撮れなければ、質の高い文章も書けず、デザインもできないわけです。スタイリングもヘアメイクもできません。つまり、何にもできない人なんです。編集者には免許がいるような専門的技能や、扱いが大変な大型機材もありません。でも、自分ができないことには人一倍自覚的になることによって、自分よりもはるかに才能があるスペシャリストを見抜き、集め、彼らを指揮することで、何でもできる人でもあるのです。

 

これからの時代ら自分で全部できる必要はなくて。

テクノロジーもあるし、それぞれが得意なことをやっていけばいいとおもう。

 

表現が得意な人もいるし自分の世界が独特でで人に求められるような人もいると思う。

 

それぞれが得意なことというよりも好きなことをやる。

自分が積み上げてきた時間を表現していく。

 

表現する上で編集という作業が必要になってくるということだと思う。

 

 

 NO見切り発車

編集をする上で、まず言葉がしっかり固まらないと、なにを伝えるのか、どういう風に伝えるのかが揺らいでしまいます。言葉にすると自分の考えが対象化されます。

 

言葉で説明できないものをどうやって説明するんですか、

言葉で説明ができないものは説明できないしそもそもチームにも説明することはできない。

 

言葉っていうのは最もバグなくブレなく自分の考えを伝えることがツールだと思う。

完璧に表現できればね。

だからこそを表現するために自分の言葉で表現することが必要であるの。

 

 

人生大編集時代

何を食べて、何を着て、何の仕事をして、誰と付き合い、どこで生きるかには無限の選択肢があります。その無限の選択肢のなかから、自分で可能な範囲で選んでカスタマイズして人は生きているわけです。言い換えれば、人は常に「人生を編集している」のです。

 

俺らは今は情報がめちゃくちゃ多い、いろんな人とも繋がれる。

つまり無限に組み合わせがあるような時代に生きてるわけじゃないですか。

 

その中で今まで自分が選択してきた選択肢は全く同じ物っていうことは100%ありえないわけです。

つまり私たちが生きてきた人生っていうのは俺らにしか作り出せないものだったんですね。

 

怒られたからって俺たちの価値には関係ないんですよ。自分を大事に。

 

おじさん達の説教なんか全く聞かずに自信を持って生きてきましょう

 

いじょうです。

 

 

はじめての編集 [単行本]

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