「修造部長 もし松岡修三があなたの上司になったら(宝島社)」のメモ
あんまりお勧めではない本。なぜならふわっとしたことしか書いてないから。
抽象的で具体的な方法論に落とし込むことは難しいと思う。だからあまり買うのはおすすめしない。
交流
私たちはおおよそ6歳までに第1回目の自分の人生の見取り図を与えられています。まだ自我が確立されていない6歳までに、考え方や行動のクセといったものが植えつけられてしまっているのです。
こういった考え方はありだと思う。
自分を俯瞰的に見るメタ認知とか流行ってるしね。
あと自分の人生は自分で決めるって思ってるけど本当は、できてないのかもって疑うのは良いことだと思う。
生き方を変えるにせよ変えないにせよね。
自分とのコミュニケーション
何がドライバーとなり、自分の人生の筋書きを作ってきたのか。自分の中に潜んでいるもう一人の自分がいるのではないか。もしいるとすればそれはどんな自分なのか。隠された自我を解放し、自分自身で残された人生の脚本を書き直す。
いつでも自分とのコミュニケーションをとることを怠っちゃダメだと思う。
私たちは幸せになるために生きてる訳でそのために自分とのコミュニケーションは必須だよっ。
名言
野村芳亭という監督がその昔いてね、その昔といってもだいぶ前の話になるんだけど、彼の言葉に『理想は高く、手は低く』というのがある。映画に確かに芸術の要素があるけれども、映画館に足を運んでお金を払って観にきてくれるのは一般大衆だ。その彼らにも分かる内容で、分かる言葉で表現しなければならない。
顧客目線。どの業界でもマーケティングは大事。
好きな言葉きくと、その人の器がわかるような気がするね。
適度な名言を見つけたいね。
こんなこと普通思えない
(いま電車に乗っている)この人たちがこれから僕らの製品を愛用してくれるかもしれないんです。感謝の気持ちで、エネルギーをもらいましょう
普通満員電車乗ってたらこのおっさんくさいなあとかなんでこんな近くに行ってくんだよとかしか思えないけども、こういう風に感謝の気持ちでエネルギーをもらうっていう気持ちの持ってき方は世界で戦ってきたアスリートだなあだと思う。
これぞ世間がイメージする修造松岡修造っていうことだと。
修造を現実に落とし込む試みをした小説っていう観点からすると、評価できる点は ここの部分ぐらいしかなかったと思う。
他の修造の本を買った方がいいかもしれない。
いじょうです。