「やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力」のメモ
現場がエンジン
現場をただの「実行の場」だと思っていないか? 現場の感覚や負担を織り込んだ戦略がとれているか? まずは、この点をすべての社員が徹底すべきだと思う。
現場はただの実行の場ではない。エンジンである。プロフェッショナルマネージャーにも書いてあったが、会社のパワーの源はあくまでも現場。現場こそ命。経営層はてこの原理の支点であるということを決して忘れてはいけない。
てこの原理で支点により大きな力をだせたとしても、エンジンが大きくないと、力点が大きくないと、それは大きな影響力エンパワーメントを出すことができない。
そもそも現場にはアイデアがあるしね。
実行力が大事
いくらロジカルシンキングが得意でも、エクセルやパワポづくりがうまくても、相手を動かせなければ戦略は実行できないからだ。 リーダーに必要なのは、思考力でもビジネススキルでもない。自分とは違う考え方や感じ方にも積極的に寄り添い、信頼を構築する能力なのだ。
実行起こそ命。
いくらシンプルにシンプルを重ねた戦略だったとしても、やらないことを決めた戦略だったとしても、実行できなきゃできなければただの机上の空論。
どんな優れた戦略を練れたとしても何も意味もない。しこってるだけ周りを巻き込み構築する能力こそが最も求められる。
一番大事
「リーダーとは、フォロワーがいる存在である」 フォロワー、つまり支持してくれる人、「leader」の文字どおりついてきてくれる人だ。
リーダーがいるからフォロワーがいるんじゃない。フォロワーがいるからリーダーがいるんだよ。
この順序を間違えたら悲惨。裸の王様になっちゃう。
返報性
はじめから自分がやりたいことを押しつけず、まずは、相手の希望を叶えるところから始めよう。大きな施策に手を出すのは、フォロワーができてからでいい。 「自分は何をしてほしいか」を伝える前に、「あなたは何をしてほしいのか」を問うのだ。
まずは自分から与えないとだめ。
相手から求めてるだけじゃただの赤ちゃん。赤ちゃんなんですかあなたたちは。
赤ちゃんじゃないならまずは自分からより大きなもの、お値段以上のものを相手に差し出さなければない大原則 だよ。
峻別と選択
ダメになっている会社は、新しいことを始められない一方、やめることもできなくなっている。僕は「『なんとなく』はすべて止める」と腹をくくり、そこで浮いた人やお金を現場に投資することにした。
やることはやる。やらないことはやらない。これは必要かどうか常に戦略通りか確かめる。
やっぱり戦略なのかな。
終わり