こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

「オウンドメディアのつくりかた 「自分たちでつくる」ためのメディア運営」のは初心者向けのかなりいい本だった

 細分化こそチャンス

一方、今はグルメといってもいろいろな捉え方があります。「グルメ」だけではピンとこなくて、「それってラーメンなの?」「カレーなの?」「それともパンケーキ?」と、細分化しています。さらに、「食べ歩き」なのか「レシピ」なのかという切り方もあるでしょう。こうした興味の細分化はインターネットの普及によってクラスタ化され、個々のクラスタはせいぜい三〇万人、多くて一〇〇万人いくかどうかというレベルです。  いずれの人も捕まえたいとなると、ここに一括して接触できるメディアがインターネットにはないから、やはりテレビCMはやめられないということになるわけです。

でもいまどきの若い子はテレビCMとか見てないと思う。CMの間とかスマホいじってると思うし、そもそもテレビ見てる人のほうが少ないし。

逆に多くの層に接触する為にたくさんのメディアを持っていなければいけないのかもしれない。

スケーリングしたいのならば。

日本の観光PRとかどうなってんだろう。費用対効果とか知りたい。

 

コンセプト

コンセプトは、「誰に何を伝えるか」(ターゲット)、「伝えた結果としてどうなって欲しいか」(バリュー)に分解することができます。

 

ブランド人になるためにパッケージ化するのと同じこと。アップルのシンプルの法則とかとも同じこと。

 

ここでも戦略

ここでもう一つ考えておきたいのは、「やらないこと」を決めることです。何をしないのかを決めるのは大切です。そうでないと何でもやることになってしまい、収拾がつかなくなってしまいます。

メディア戦略。編集長がめちゃくちゃ大事ってこと。意思決定者がリスクを取って決めないとグダグダの何をやりたいのかわからないコンテンツになってしまうということ。

自分の人生の編集長は自分自身だよ。なにをやりたいんですか。 

 

組織論

これは編集部に限りませんが、組織というものを、僕はなるべく怒らないでお互いにストレスなく、平和に過ごせる場(アイデアフルだったり、オープンマインドフルな場)にしたいと考えています。そんなときに、ストレッチにストレッチを重ねた目標が目の前にあると、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

ストレッチは気持ちいいところで止めておくってことすかな。伸ばし過ぎるとけがをする。ちょっといた気持ちいいくらいが適切なところなんですけどね。

すぐにも結果が欲しいもんだから欲張っちゃう気持ちはわかる。 

 

 大事

ウェブだけではないかもしれませんが、何か他に適応できるものがたくさんあるような気がしています。広い意味で言うと、「編集」ですよね。もともと編集者はいろいろやっているわけですから、改めて言うことじゃないですけど。 感覚としていつもあるのが、メジャーアップデードできる余地がまだあるのか、というところ。サイヤ人が限界だと思っていたら、そこからスーパーサイヤ人になるというような。見えない「コロンブスの卵」みたいなものが絶対にないとはいえないですよね。

 なにか先の世界があると知らないといけない。常に疑い、進化を考える。

この、先があると知っているという感覚が大事。

知らないとその先にはいけない。

 

発想のヒント

僕が「因数分解」と呼んでいる考え方ですが、たまたまある組み合わせでそうなっている、その組み合わせのうち、何かの一つを置き換える。たとえば「ユーチューブなら四角形のUIで再生ボタンがあって、一つの動画をそこまで長くは再生しない」、このうちの何か一つを置き換えると、全く違うものになるんです。

 発想のヒント。自分の「好き」を見つけるときにもこの方法を使うのはかなり有用。

自分の好きをうまくマネタイズできていないときに、すきを本質的に突き詰めていき何か一つだけ変えると案外うまく行くかもしれない。

 

 

 

 終わり

 

オウンドメディアのつくりかた 「自分たちでつくる」ためのメディア運営

オウンドメディアのつくりかた 「自分たちでつくる」ためのメディア運営