こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

「明日クビになっても大丈夫! 」のメモ

 

やりたいことを考える

「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物だ、という事だ。「お笑い芸人になりたい」のと「お笑いがやりたい」という事も同じく全然違う。例えば僕に向かってよく「ライターになりたいです! どうしたらなれますか!」みたいなことを言ってくる人がいて、そういう人に僕は必ず「じゃあ、書いたものを見せてください」って言うのですが、高確率で「まだ何もしてません!」とか言うわけです。完全に意味不明である。

 

なりたいという気持ち、やりたいって言う気持ちは次元が違う気持ちだってこと種類が違うもの。

なぜならば「なること」と「やること」は違うから。

一見当たり前のことだけれども実際かなり違う。

 

ライターになるのが目標じゃなくて文章を書くのが目的。

目標と目的の違いがわかってないと悲惨な人生になるよ。

 

 やりたいことが最優先

「やりたい事」と「なりたいもの」は明確に違う。ライターになりたい人が文章を書いた事がないのはお話にならない。文章を書いた事がないのに何故「ライターになりたい」と言えるのか。実に摩訶不思議の世界観である。 これを踏まえてまず貴方の「したい事」「するのが好きな事」を洗い出そう。しつこいようだけど、「アイドルになりたい」とか「お笑い芸人になりたい」なんてものは本質ではない。「なりたいもの」じゃなくて「したい事」を考えて欲しい。自分の中にある純粋な気持ちを洗い出すつもりで。 

 

なるのが目標の人とするのが目標な人明確な差が出るよね。

ゴールの到達地点が全く違う。

ゴールへの行き方も全く異なってくると思う。

「なる」のが目的な人は一直線にしかすすむことができない。

だけど、「やる」のが目的の人はいろいろなアプローチから目的を責めることができる。

人生の豊かさが全く違うなと思う。

やりたいことしたいこと。これを見つけることが色々なアプローチをすることができるようになる方法である。つまり人生を豊かにする方法である。

 

 生産する趣味

大雑把に分けて「生産する趣味」と「消費する趣味」だ。要するに「その趣味を通じてお金が稼げるようになる可能性がある、もしくは新しい人と知り合う可能性があるもの」がつまり「生産する趣味」で、逆に「その趣味を通じてお金が稼げるようになる可能性がなく、新しい人と知り合う可能性もないもの」が「消費する趣味」となる。 

 

本のメモをブログの始めた理由の一つがこの文章。

生産する趣味と消費する趣味の考え方。

この考え方でかなり変わった。

今までは本を読むだけ読んで一通り線とかは引いていたけれども特にアウトプットはしていなかった。

だけど生産する趣味を意識することによって、ブログに吐き出すことを意識することが出来るようになった。

そうするとアウトプットすることによって新しい考えが生まれるようになった。

これが生産する趣味の考えというより副産物のひとつだと思う。

 

趣味を「消費」するな

「漫画を描くのが好き」という人も、ノートに漫画を描いて満足しているだけなら「消費する趣味」だけど、それをTwitterやブログに載せれば「生産する趣味」に変わる。僕の銭湯好きだって、前述した通り銭湯に行ったレポートをブログでマメに書けば同好の士が集まったりいくばくかのお金になるかもしれない。ゲームが好きならゲームの実況動画をYouTubeにアップすれば人気が出るかもしれない。 大事なのは消費して満足して終わり、ではなく、何かしらの「アウトプット」を世に対して続ける事である。

 

ただ漫画を読むだけだったら、時間と金を消費してるだけただデリヘルに行くだけだったら気持ち悪い人だけれども、デリヘルに行ってブログを書いてレポートを書けば多くの人が選んで多くの人に役立つ巧て奴が役に立つことができる。

そしたら新しいつながりも生まれる。

また新しい情報を得ることによってさらに新しい発見や目的を見つけることができる。正のスパイラルが生まれる。

趣味を正す消費するだけ、消費した後に何を生み出せるか消費して自分がどう面白いと感じたかとどこが面白く美しいと思ったのかそれを発信しないと意味がないものである。

発信していくことによって個性が充電中常に着くことがある。

つまり、時間と金だけを消費するだけじゃ意味がないってことだよ。

 

キャッチアップの質が上がる

「人に見られる」と思ったら低いクオリティのものを出そうとは思わなくなるだろうし、自分でその事について「考える」機会が増える。素敵な映画を見たあとに、「その映画が何故素敵なのか?」と深く考えた事があるだろうか。恐らく、惰性で「消費する趣味」としてそれこそ映画を消費してたらそこまで深く考えないはずだ。

 目的あるひとにしか情報はよってこない。

感度がないと情報は通り過ぎていく。

人に見られることで人は成長できる。

 

 

 

終わり

 

 

明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

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