こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

「未来に先回りする思考法」のメモ

 テクノロジーの本質

あらゆるテクノロジーをマクロに見れば、その本質的な特徴は、次の3つに絞られます。テクノロジーは「人間を拡張するものであること」。そして、「いずれ人間を教育しはじめること」。最後に「掌からはじまり、宇宙へと広がっていくこと」です。

テクノロジーの本質を理解することはすごく重要で、テクノロジーの本質を理解しないとせんで時代を捉えることができない。

特にこの「掌からはじまり、宇宙へと広がっていくこと」が今の時代を全部そろえるにおいて重要なテクノロジーの本質だと思う。

なぜなら分散化の時代の本質の「広がり」はテクノロジーの三つ目の本質の特徴が強く出ているからだ。

「広がり」をテーマに考えていく必要がある。

 

 次の流れ

社会がここ数十年で、人工知能を軸に激的に変化することは間違いありません。それらを「点」で捉えるのではなく、 ① 電気がコンピュータを生み、 ② コンピュータがインターネットにより接続され、 ③ インターネットが社会の隅々にまで浸透しIoTが進み、 ④ 発生した膨大なデータはAIに集約され、 ⑤ 自律的に判断するAIがデータを分析し判断を下すようになり、 ⑥ あらゆる物体が知性を獲得する というひとつの線で捉えていけば、その本質は、少し理解しやすくなります。   大事なのはこれらの変化を「点」ではなく「線」として、結びつけて理解することです。

いくつかの流れを理解しないと今の時代のヤバさを本当に腹落ちできない。

線として理解する。何度もこの本を読んで理解したほうがいいと思う。

 

 

P2P

分散型の社会システムへの変化です。分散型とは、中心が存在しないことを意味します。近代のハブ型社会のように代理人に情報を集約させなくても、それぞれのノード同士ですぐに情報の伝達ができるのであれば、ハブが存在する意味はありません。むしろ、ハブに情報を集約させるほうが、コストがかかってしまいます。

テクノロジーの進化は強烈に進んでいき流れは止めることはできない。

例えばムーアの法則

ムーアの法則があることによってテクノロジーの進歩小型化分散化はほぼ説明できる。

今後量子コンピューターとかできていくことになると思うが、量子コンピューターも手のひらで作動することになる。そんなた時に本当の P 2 P が起きる。

 P 2 Pにすることによって中央集権によるセキュリティのコスト維持コストが かからなくなるって事を言ってるのである。

これ分散化の時代。

 

 

 持続可能性

実際はビジネスも政治も、目的はまったく一緒で、そのアプローチが異なるだけです。何かに困っている人たちのニーズを汲み取り、その解決策を提示するというプロセスは共通しています。その資金調達源が投資であればビジネスとなり、税金であれば政治になります。どちらも、問題解決のための行為です。

 政治は意思決定の中抜き。

公務員なって本当に公益性のあるような仕事をしたかったんだけれども、別にそういう時代じゃないのかなっていう風に今のなか。

本当に人の役に立ちたいと思ってんだったら、ビジネスの世界に飛び込んだ方がいいと思う。

ビジネスの世界で何ができるか。自分は何を提供できるのか。どういった社会にしたいのか。

分散化が進むことによって通貨の発行権が個人に移り経済圏の民主化が進む。

ビジネスも政治も持続可能性と公益性の両方を持たなくてはいけない時代になる。

 

 

情報の価値化

農耕牧畜社会、封建社会、近代社会と、社会はその軸足を移してきました。この流れから考えたとき、価値主義のさらに先には何があるのでしょうか。 価値主義の初期は、先ほど述べたように様々な社会システムの選択肢が生まれ多様化が進むでしょう。さらに発達すると、世の中の価値はいずれ「情報」に集中していくと考えられます。 数十年後には「情報」の持つ価値が「資本」の持つ価値を完全に超えてしまい、情報そのものが経済を成立させはじめるでしょう。

 

情報の価値が非常に上がるということ人間がどう動くかこの情報であったり。

宇宙の情報この世の真理のようなものも情報で表すことができるようになるということこれぞ魔法の世紀

「情報」っての何を含んでいるのか?

この価値ある情報もしくは価値のない情報とは何なのか。

かぎかっこでくくっているくらいだから今イメージできているような情報とは違うんだと思う。

今は1と0では表せないようなものも情報として表現出来るになってくる。

この1と0では表せないものを価値として表すことができる社会 。

 

 

 「高速道路」は近道ではない

これは広告配信に限った議論ではありません。個人のこれまでの行動を学習して、その人に最適なサービスを提供していくすべてのサービスに当てはまります。 こちらの過去の行動を学習し、自分に適した情報を提供してくれるサービスは、とても楽だし、便利です。しかし、パーソナライズの技術は「思ってもみなかった発見」は提供してくれません。過去の行動履歴からパーソナライズをしていくことは、本当の意味での「最適化」をむしろ遠ざけてしまう危険性があるのです。

 羽生先生がおっしゃっていたことと同じ。

人工知能で生み出すことができない創造性。

思ってもいなかった発見=イノベーションが生まれる。

最適化、高速道路を突き進んでいくことによって逆に「非効率」になってしまう。

非効率をうみだすことが効率的にこれから生きていく、イノベーション起こしていく上で重要になっていくということである。

 

 

 どうすれば線で考えられのか。

未来に先回りするために重要なことは3つあります。まず、常に原理から考える思考法を身につけていることです。原理から考えるためには、そのシステムがそもそもどんな「必要性」を満たすために生まれたかを、その歴史をふまえて考える必要があります。現在の景色だけを見て議論しても、それはただの「点」にすぎません。長期的な変化の「線」で考えなければ、意味はありません。

 

歴史をやはり最強。

人類の特性を学ぶ。またどういった流れどういった変化どういった恐竜どういった考えによって動いてきたか。人間が動いてきたか。

考えるためにはやはり歴史ものことではないことにも歴史があるイノベーション

突発的なイノベーションの考えられることも何かしらの段階を踏むことによって生み出されている。

その前の段階その前の段階イノベーション起こる前の段階を常に考え続けていくことによって線で捉えることは可能になってことことである。

歴史原理主義

 

机上の空論

現代は「行動する人」が多くを得る時代です。 情報と資本の流動性が高まった現代において、かつて100年かけて起こっていた変化は、3年で起こるようになりました。かつての成功パターンは、すぐに時代遅れの古いものになってしまいます。 知識は、得た瞬間に陳腐化をはじめます。また、知識を詰め込んで記憶することの価値も、ネットのおかげでどんどん薄れています。 これからの時代を生き残るためには、変化の風向きを読み、先回りする感覚が常に必要です。そして、その方法は検索しても出てきません。 変化を察知し、誰よりも早く新しい世の中のパターンを認識して、現実への最適化を繰り返しましょう。そのために必要なのは行動すること、行動を通して現実を理解することだけです。

実行力。 

 

ようやくやばさがはらおちしてきた。
ブロックチェーンとかの分散化が線でとらえられた。
今はオタクの人しかマインニングしてないけど、ムーアの法則でどんどん端末が発展していき、マインニングつまり通貨の発行権が手のひらのスマホに移ってしまう。
ネットワークも通信もありとあらゆる国家の権力の源が引き剥がされていく。
これこそがみんなが言っている、個人の時代ってことなんだと思った。個人をブランド化するとか小手先のことではなく権力やパワーが個人に移っていくってことだ。
 
これはたしかにやばい。
未来に先回りする思考法まじで良い本だ。
 

終わり

 

 

 

未来に先回りする思考法
 

 

未来に先回りする思考法