こばやしのメモ

会いたい人:羽生善治先生 マーク・ザッカバーグ氏 緒方貞子さん

「フェイスブック 若き天才の野望」のメモ

 

 

でかいからこそついていく法則

ビジョンは、パーカーが予期していたよりもはるかに遠大だった。パーカーは回想する。 「マークは『ちょいと頑張ってひと儲けしよう』などとは考えていなかった。手っ取り早い儲け話など眼中になかった。それどころか『永続的な文化的影響を与えるようなサービスを建設して世界を征服しよう』と望んでいた。

 

このゆびとまれ方式。つまりでかいからこそを野望に向かっていくための人材が集まる。だって「永続的な文化的影響を与えるようなサービスを建設して世界を征服しよう」だぜ。ぶっちゃけ頭おかしい。

ザッカーバーグに興味を持ったきっかけのスピーチでも言っていたけれども、ザッカーバーグはでかい目標で多くの人にやりがいであったり希望であったりを与えている人物である。

 

冷静沈着

平静さはザッカーバーグのカリスマの一部だった。これが人を惹きつけることもあったが、反発させることもあった。彼は平静なだけでなく、自分の感情を表すことさえめったになかった。人の話を聞く時には、無表情のまままっすぐに相手を見据える。

 

スピーチとか聞いてても特に冷静沈着っていうことは感じなかったけれども

こういうカリスマ性もありということ?

なんだかんだ結局カリスマも周りが気をつけて神格化していく部分があると思う。

理想のリーダーになりたいって人は、リーダーの法則みたいな本も読まずにやっていっていいんだと思う。

人がついてこなければそれまでだし、ついてきたときにカリスマ性をもったリーダーになる。

 

メモ帳

表紙にはザッカーバーグの名前と住所に加えて「この手帳を拾った方は、上記住所にお返しください。1000ドルのお礼を差し上げます」と書いてあった。標題には「変化の書〔易経の英訳名〕」とあり、「世界を変えたければまず自分が変わらねばならない――マハトマ・ガンジー」と引用が記されていた。中を開くと、ザッカーバーグの美しい筆記体で、数年のうちに彼がザ・フェイスブックに追加しようと考えているさまざまな機能が詳細に記入されていた。

マークザッカーバーグだってメモ帳を作ってるんだぜ。

思考が外部に出しておかなければいけない。

アウトプットすることによって思考がまとまるし、考えが脳内にあると考えを削除するのに脳内脳のタスクを使ってしまっている。

アウトプット付加することによってタスク削除して新しい考えを見やすくなる状況を作る必要がある。

結果を逆算していく必要があるということ。

いろんなビジネスに書いてあるけれども、目的目標をリアルに描くそして逆算して何が必要か考えていくこれがめちゃくちゃ重要なことであるということ。

重要というよりも必須である。

ピーター・ティールも計画は必須であると入ってる。

 

 

次世代のアイデンティティ

「仕事上の友だちや同僚と、それ以外の知り合いとで異なるイメージを見せる時代は、もうすぐ終わる」 と彼は言う。彼にはいくつか主張があった。 「2種類のアイデンティティーを持つことは、不誠実さの見本だ」  ザッカーバーグが道徳家のように言う。しかし、実利的な面を挙げてこうも言った。 現代社会の透明性は、ひとりがふたつのアイデンティティーを持つことを許さない」  言い換えれば、自分のプライベートを仕事情報と隔離したいと思っても、個人情報がインターネットのあちこちに広がっているから無理だということだ。

 

今後の世界は高い倫理性が求められるって言うこと。

つまりネットの情報は永遠に残り続ける。昔の言動は常に監視されてると思ってみた方がいい。若い頃のやんちゃなことだからといって言うしてくれるほどこれからの時代は甘くはないということ。

昔の武勇伝とかもいらないっていうこと。厳しい倫理観と厳しい道徳性、自立心がこれからは評価される良い時代になる。

昔のじじいどもの言うことなんか聞かずに誠実にチャレンジしようぜって言うこと。

というよりも個人情報が増えることによって人によって態度を変えると言ったことができなくなるって事だ。素晴らしい世の中だ。

人にめちゃくちゃ悪口言ってる人とか匿名で悪口言ってる人とかは駆逐されていくっ。

 

 

 透明性

「もっとオープンになって誰もがすぐに自分の意見を言えるようになれば、経済はもっと贈与経済のように機能し始めるだろう。贈与経済は、企業や団体に対してもっと善良にもっと信頼されるようになれ、という責任を押しつける」  この透明性、共有、寄付のいずれにも社会に深く浸透する含蓄がある。 「本当に政府の仕組みが変わっていく。より透明な世界は、より良く統治された世界やより公正な世界をつくる」  これは、彼の核心をなす信念である。

 

「透明」な世界ってザッカーバーグの思想を理解するためにかなり重要な考えたと思う。透明てのは、つまり全て透けて見えてしまうということ。

個人がパワーを持っていくこれからの時代において、自分のスタンスを取り誰に貢献していくかどんな組織に貢献していくか信頼されたいのかそういった世界を作りたいと思っているか。

心から表明しないと動くことができない時代になるんだと思う。

 

 

次世代のパスポート

フェイスブックは政府の重要機能を置き換えることもできる。フェイスブックの大口投資家であるロシア人のユリ・ミルナーが言う。 「フェイスブック・コネクトは要するにみんなのパスポート――オンラインパスポートなのだ。パスポートは政府が発行している。今度は、世界中で人々のためにパスポートを発行する会社ができたわけだ。そこには競争関係が生まれる。間違いない。しかし、いったい誰がパスポートの発行は政府の仕事だと言ったのか。世界市民の時代が来るのだ」

 これはまじでそう思う。フェイスブックを使ってさまざまなサービスへのログインができている。

Facebookワールドコンピューターのパスポートになるんだと思う。新世界の身分証明書。

かなりポエミーだけれども、全くありえない世界ではないと思う。そして次世代のパスポートは、犯罪歴だけではなく言動も全て記録してあり「透明」な世界を作り出すのに必要なものである。

身分証明書として現在でも使われているか、例えばインターネットサービスでは Facebook を使うことによって様々な機能を使うことができる。

ザッカーバーグの最終な目標は、全員の公平にチャンスを与えられて人類を推し進めていくことなんだと思う。

この透明な世界を作るために必須なパスポートが Facebook 何だと思う。

 

ザッカバーグの主義

「ぼくは毎日のようにこう自問している『今ぼくは自分にできる一番大切なことをやっているのだろうか』と」  普段の彼に似合わず、生き方について話を広げた。 「それは、もしやっていないとすれば、ぼくがこれをやらなくても、いや何もしなくてもよい段階まで会社ができ上がっていることになる。それが多くの人たちが私にぶつけてきた、なぜ会社を早く売っておくべきだったかという議論につながる。だったらブラブラしていればいいわけだ。そこでこの、何が自分にとって大切かという疑問に直面する。ぼくは自分にできる一番――彼はこの言葉を多用して強調する――大切な問題に取り組んでいると感じられない限り、時間を有効に使っていると感じられない。そしてそれがこの会社のあり方なのだ」 

 

ザッカーバーグ冷静沈着だけれど熱いものをもっている。すごく親近感がわく。

ザッカーバーグは、成功者の持っている「人生の有限感」も持っているし、新たな世界を作り出すために自分のやり方で取り組んでいる。

時間を有効に使うための恐怖感を持てば、山を見つけた後の人生はあとは登るだけ死にたくないと思って後は登り続けるだけ。

ザッカーバーグの最終的な目標は「透明で公平な世界」のためにあるんだと思う。

ザッカーバーグこそミレニアル世代のリーダーである。

以上

 

 

終わり

 

 

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

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